Exnessでは、ゴールド(XAU/USD)をはじめとする4種類のゴールド銘柄を取引することができます。
本記事では、ゴールド取引におけるメリットから、スプレッドやスワップポイントなどの取引条件、さらに初心者・上級者におすすめの口座タイプまでを徹底解説していきます。
これからゴールド取引に挑戦したい方や、コスト・条件を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。
ゴールドを取引する4つのメリット
ゴールド取引には、複数のメリットがあります。
特に市場が不安定な時期やインフレが加速している環境下において、ゴールドは安全資産として、流動性が高まります。
ここでは、ゴールド取引における4つのメリットをご紹介します。
経済不安定時に需要が増加する
ゴールドは、経済の変動に影響を受けにくく、価値が下がりにくい「安全資産」としての性質を持っています。
そのため、経済危機や金融不安が発生した時に、リスク回避の手段として、たびたびゴールドへ資金が流入することがあります。
特に株式市場が不安定な時や、地政学的リスクが高まった際は、ゴールドの価格が上昇しやすい傾向があります。
インフレ対策として有用である
インフレが進行すると、現金の価値と購買力が低下します。
そうなると、ゴールドは価値が下がりにくい資産として改めて注目を浴びます。
ゴールドは長期的に見ると実物資産としての価値を保ちやすく、インフレヘッジ(インフレ対策)の手段として多くの投資家に活用されています。
高い流動性を持つ
ゴールドは、世界中の投資家が常に売買を行っているため、流動性が高く、ほとんどの時間帯で安定して取引が成立します。
そのため、スプレッドは比較的狭く、大口注文を出した場合でも価格に与える影響が小さい傾向にあります。
ゴールドは通貨との連動性も高く、為替市場と並行して短期・中長期どちらの投資戦略にも適しているといえます。
ボラティリティが高い
ゴールドは、為替や株式と比較してもボラティリティ(価格の変動幅)が大きく、経済指標の発表や中央銀行の金利政策、地政学リスクの高まりなどのニュースやイベントをきっかけに価格が急変動することがあります。
このような価格変動の激しさは、短期的に大きな利益を狙いたいトレーダーにとって、効率的に収益を積み重ねるチャンスになります。
一方で、ゴールドは相場のセンチメントが反映されやすい商品でもあるため、マーケット全体の動きを敏感に読み取る力も重要です。
Exnessで取引できるゴールド銘柄とその特徴
Exnessでは、ゴールドと複数の主要通貨を組み合わせた以下の4つの銘柄を提供しています。
XAUとは金(Gold)を示すシンボルで、USDは米ドルを意味します。
このXAU/USDは、世界中のトレーダーに最も取引されているゴールドの代表的な銘柄で、ゴールドの中でも最も流動性が高い銘柄です。
スタンダードセント口座の場合、取引できるゴールド銘柄は、ゴールド/米ドル(XAU/USD)のみとなります。
| シンボル | 説明 |
| XAU/AUD | ゴールド/オーストラリアドル |
| XAU/EUR | ゴールド/ユーロ |
| XAU/GBP | ゴールド/イギリスポンド |
| XAU/USD | ゴールド/米ドル |
ゴールド取引の必要証拠金の計算方法
ゴールド取引を行う際の必要証拠金の計算方法は、通貨ペアとは異なります。
ゴールドの取引では「オンス(oz)」という重量単位が用いられ、1オンスは約31.1グラムに相当します。
国際的に金の取引はこの単位で統一されており、Exnessでもこの基準が採用されています。
Exnessにおける1ロットの取引単位は100オンスです。
つまり、1ロットのゴールドを取引する場合、約3,110グラム(3.11kg)分の金を対象に取引していることになります。
ゴールド取引における必要証拠金は、以下の計算式で算出されます。
証拠金の計算式
必要証拠金(USD) = ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 ÷ レバレッジ
・ロット数:取引するロット数(例:1ロットは100オンス)
・コントラクトサイズ:1ロットあたりの数量(Exnessでは100オンス)
・市場価格:取引時点でのゴールドの価格(例:XAU/USDの価格)
・レバレッジ:設定された倍率(例:100倍、500倍など)
例えば、市場価格が3,000ドルの時に、1ロット(100オンス)取引するとします。
すると必要証拠金は、レバレッジ100倍の時は3,000ドル、レバレッジ500倍の時が600ドルということになります。
レバレッジ100倍の場合
1ロット × 100オンス × 3,000ドル ÷ 100 = 3,000ドル
レバレッジ500倍の場合
必要証拠金 = 1ロット × 100オンス × 3,000ドル ÷ 500 = 600ドル
Exnessでは、1ロット未満の小さな単位(例:0.1ロット=10オンス、0.01ロット=1オンス)でも取引できます。
そのため、レバレッジだけでなく取引量を調整することでも、リスクコントロールが可能になります。
また、Exnessでは、簡単に必要証拠金を算出することができるツール「トレーディング計算機」の提供も行っています。
取引を始める前に必要証拠金を計算し、取引をより安全かつ計画的に進めていきましょう。
Exnessのゴールド取引条件
Exnessでゴールド取引を行う前に、必ず確認しておきたいのがレバレッジやスプレッドなどの取引条件です。
Exnessでは、柔軟で競争力のある条件下でゴールドを取引することができます。
Exness ゴールドの取引時間(日本)
Exnessでは、以下の時間帯においてゴールドを取引することができます。
Exnessでは、夏時間(サマータイム)は毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで適用され、それ以外の期間は冬時間となります。
これに伴い、ゴールドの取引開始・終了時刻も年に2回、1時間ずつ前後に調整されます。
| 期間 | 取引開始時間(日本時間) | 取引終了時間(日本時間) |
| 夏時間 | 月曜日午前7時05分 | 土曜日午前5時58分 |
| 冬時間 | 月曜日午前8時05分 | 土曜日午前6時58分 |
Exnessでは、月曜の朝から土曜の朝まで、ゴールドを取引することができますが、毎日以下の時間においてメンテナンスが行われます。
この時間帯は新規注文ができないため、ポジションを持ち越す際には余裕を持った証拠金を確保しておく必要があります。
| 期間 | メンテナンス時間(日本時間) |
| 夏時間 | 午前5時58分~午前7時01分 |
| 冬時間 | 午前6時58分~午前8時01分 |
無制限レバレッジ
Exnessでは、条件を満たすことでゴールド取引にも無制限レバレッジが適用されます。
無制限レバレッジを利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
未達成の場合、レバレッジは2000倍が上限になります。
- 有効証拠金残高が5,000ドル未満であること
- 少なくとも5ロット(50万通貨)以上の取引履歴があること
- 10回以上の取引を完了させること
また、レバレッジの上限は、以下のように有効証拠金の額によって、段階的に制限されます。
さらに、重要な経済指標の発表や市場の急変動が予想される際にも、レバレッジが一時的に制限される場合がありますのでご注意ください。
| 有効証拠金の額 | 最大レバレッジ |
| 5,000ドル未満 | 無制限 |
| 5,000~29,999ドル | 2000倍 |
| 30,000~99,999ドル | 1000倍 |
| 100,000ドル以上 | 500倍 |
スプレッドと取引コスト
Exnessでは、ゴールド/米ドル(XAU/USD)のスプレッドは口座タイプごとに大きく異なり、取引スタイルによって選び方が変わります。
相場状況や時間帯にもよりますが、トータル的な取引コストで見ると、一定の取引量がある場合はロースプレッド口座やゼロ口座の方が安くなる傾向があります。
また、Exnessのゴールドのスプレッドは、他社と比較しても非常に競争力が高く、特にゼロ口座では、XAU/USDを0スプレッドで取引可能な時間帯もあります。
| 口座タイプ | 平均スプレッド(pips) | 取引手数料 |
| スタンダード口座 | 16 | 無料 |
| プロ口座 | 11.2 | 無料 |
| ロースプレッド口座 | 3.7 | 片道3.5ドル(往復7ドル) |
| ゼロ口座 | 0 | 片道4ドル(往復8ドル) |
スワップポイント
Exnessでは、一部銘柄をスワップフリーで取引することができるサービスを提供しています。
ゴールドの中では、ゴールド/米ドル(XAU/USD)が対象となっているため、スワップフリーで取引することができます。
ただし、正確な日数は公開されていませんが、保有期間が長期にわたる場合は、スワップフリーが解除される場合もあります。
ゴールド/米ドル以外の銘柄に対しても、ショートスワップは0に設定されているため、ショートポジションではスワップポイントは発生しません。(2025年6月現在)
スワップポイントは日々変動するため、取引を行う前に最新情報を確認することが推奨されます。
長期取引を計画している場合は、スワップポイントを考慮して取引戦略を立てる必要があります。
| シンボル | 説明 | ロングスワップ | ショートスワップ |
| XAU/AUD | ゴールド/オーストラリアドル | −71.83 | 0 |
| XAU/EUR | ゴールド/ユーロ | −25.01 | 0 |
| XAU/GBP | ゴールド/イギリスポンド | −33.84 | 0 |
| XAU/USD※ | ゴールド/米ドル | −45 | 0 |
※スワップフリー対象銘柄
ロスカット水準0%
Exnessでは、ゴールド(XAU/USD)を含むすべての銘柄で、ロスカット水準が0%に設定されています。
これは、証拠金維持率が0%を下回るまでポジションが強制決済されないという意味であり、他社の一般的なロスカット水準(20%~50%)と比べても非常に柔軟なリスク管理が可能です。
これにより、一時的に含み損が膨らんだとしても、証拠金不足によってすぐに強制決済される心配が少なくなります。
特にボラティリティの高いゴールド市場では、一時的な急落から価格が戻る場面も多く、こうした仕様はトレーダーにとって有利に働くことがあります
Exnessでゴールドを取引する前に知っておくべき注意点
ゴールド取引は高い利益を得る可能性がある一方で、ゴールド特有のリスクも伴います。
ここでは、Exnessでゴールドを取引する際に気をつけたい4つのポイントについて解説します。
口座タイプによりシンボル名が異なる
Exnessでは、同じゴールド(XAU/USD)であっても、口座タイプによってシンボル名が異なります。
シンボルとは、取引プラットフォーム上で各銘柄を識別するための記号名であり、銘柄ごとの取引条件を区別するために使われます。
例えば、スタンダード口座では末尾に「m」が付きますが、ロースプレッド口座やゼロ口座などには何もつきません。
このシンボルの違いによって、取引銘柄を見間違えるリスクがあるため、取引の際には注意が必要です。
| 口座タイプ | シンボル | 例 |
| スタンダード口座 | m | XAUUSDm |
| スタンダードセント口座 | c | XAUUSDc |
| ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座 | なし | XAUUSD |
メンテナンス時間中は一時的に取引が制限される
Exnessでは、ゴールドの取引は原則として月曜早朝から土曜早朝までほぼ24時間可能ですが、毎営業日の早朝にはメンテナンス時間(デイリーブレイク)が設定されています。
| 期間 | メンテナンス時間(日本時間) |
| 夏時間 | 午前5時58分~午前7時01分 |
| 冬時間 | 午前6時58分~午前8時01分 |
この時間帯は、ゴールドの取引を行うことはできません。
そのため、取引を持ち越す際や経済指標の発表が近いタイミングでは、この取引停止時間をまたがないようにポジション管理を行うことが重要です。
特にゴールドは、ボラティリティが高く、再開された直後に価格が大きく動くこともあるため、注意が必要です。
相場変動時にスプレッドが拡大することがある
Exnessでは、非常に狭いスプレッドでゴールドを取引することが可能ですが、市場が急変動している時間帯にはスプレッドが一時的に大きく広がることがあります。
特に、米国の雇用統計やFOMC声明といった経済イベントの発表直後や、メンテナンス明けの時間帯にこの現象が起きやすい傾向があります。
スプレッドが拡大すると、エントリー直後にいきなり含み損を抱える可能性があるため、相場が変動しやすい時間帯の取引はタイミングを慎重に見極めることが重要です。
また、ロット数が大きい取引ほど、この影響を受けやすくなる点にも留意してください。
急激な価格変動で証拠金維持率が低下しやすい
ゴールドはボラティリティが高く、短期間で数十ドル以上の値動きが起こる事も珍しくありません。
特にレバレッジを高く設定している場合、小さな逆行でも証拠金維持率が一気に下がり、ロスカットやゼロカットが発動するリスクが高まります。
Exnessではロスカット水準が0%に設定されているため、余裕を持った資金管理が可能ですが、それでも大きな急変動には対応できない場合があります。
ゴールドは短期トレードに適した銘柄ですが、資金に対するポジションサイズを過度に大きくしすぎないことが安全な取引のカギとなります。
Exnessのゴールド取引におすすめの口座タイプはこちら
ここまで、ゴールドの特性や取引条件、注意点を解説してきましたが、Exnessでゴールド取引を行うならば、どの口座タイプで行うのが良いのでしょうか。
結論から言うと、コスト重視の方にはロースプレッド口座、少額でゴールド取引を始めたい方にはセント口座がおすすめです。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
低コスト重視の中上級者にはロースプレッド口座がおすすめ
ロースプレッド口座は、スプレッドの狭さを重視したい中級~上級トレーダーに適した口座タイプです。
Exnessのロースプレッド口座では、ゴールド(XAU/USD)の平均スプレッドが約3.7pips程度と非常に狭く、短期売買においてコストを大幅に抑えることができます。
この口座では、取引手数料として往復7ドル(片道3.5ドル)が発生しますが、あらかじめ固定されているためコスト計算がしやすく、スキャルピングやデイトレードを行うトレーダーにとって透明性の高い取引環境が整っています。
また、ロースプレッド口座は約定力にも優れており、相場が急変してもスリッページを最小限に抑えることができます。
ゴールドのようにボラティリティの高い商品を頻繁に取引する場合、この約定の安定性は大きなメリットとなります。
少ない資金で始めたい初心者にはセント口座がおすすめ
ゴールドを少額の資金でリスクを抑えながら取引したい方には「セント口座」が最適です。
この口座では、取引ロットが100分の1(1セントロット=0.01ロット)に設定されているため、非常に小さな単位からゴールドを取引することが可能です。
例えば、スタンダード口座でゴールドを1ロット取引する場合、価格が1オンス=3,000ドルでレバレッジ100倍なら、約3,000ドルの証拠金が必要になります。
これに対してセント口座では、1セントロット=0.01ロット(=1オンス)単位での取引が可能なため、同じ条件なら必要証拠金は30ドル程度と大幅に少なく済みます。
ただし、セント口座で取引できる銘柄は、ゴールドドル(XAU/USD)のみとなり、オーストラリアドル、ユーロ、ポンドペアの取り扱いはありませんのでご注意ください。
セント口座は、最低入金額もロースプレッド口座などに比べ低く設定されているため、ゴールド取引が初めてという方や、海外FX自体が未経験という方にとってもハードルが低いのが特徴です。
デモ口座からリアル口座に移行する際のステップとしても、セント口座は非常に使いやすい選択肢となります。
Exness ゴールドに関するよくある質問(Q&A)
Q:Exnessではどのようなゴールド銘柄を取引できますか?
A:ExnessではXAU/USDをはじめ、XAU/AUD、XAU/EUR、XAU/GBPの4種類のゴールド銘柄を取引できます。最も取引量が多いのはXAU/USDです。
Q:Exnessではスワップフリーでゴールドを取引できますか?
A:はい、XAU/USDはスワップフリーの対象銘柄です。ただし、一定期間を超えるとスワップが発生する場合があります。
Q:Exnessでのゴールド取引におけるレバレッジは何倍ですか?
A:条件を満たせば無制限レバレッジが利用可能です。未達成の場合は最大2000倍など段階的に制限されます。
Q:セント口座ではゴールドも取引できますか?
A:はい、セント口座でもゴールドの取引が可能です。ただし、セント口座で取引できる銘柄は、ゴールドドル(XAU/USD)のみとなり、オーストラリアドル、ユーロ、ポンドペアの取り扱いはありませんのでご注意ください。
Q:ゴールドを1ロット取引するにはどのくらいの証拠金が必要ですか?
A:市場価格が3,000ドル、レバレッジ100倍の場合、約3,000ドルの証拠金が必要です。レバレッジを上げれば必要証拠金は少なくなります。
Q:Exnessではゴールドの取引時間は決まっていますか?
A:はい、日本時間で月曜午前7:05から土曜午前5:58までが取引可能です。(冬時間の間は+1時間)ただし、毎朝メンテナンスの時間が設定されています。
Q:メンテナンス時間中にゴールドの取引はできますか?
A:いいえ、メンテナンス時間中は新規注文ができません。取引再開後に価格が大きく動くこともあるため注意が必要です。
Q:Exnessではどの口座タイプがゴールドにおすすめですか?
A:コスト重視の方にはロースプレッド口座、初心者で少額から始めたい方にはセント口座がおすすめです。
Q:ロスカット水準は何%に設定されていますか?
A:Exnessではロスカット水準が0%に設定されています。証拠金維持率が0%を下回るまでポジションが強制決済されません。
Q:口座タイプによってゴールドのシンボルは異なりますか?
A:はい、スタンダード口座では末尾に「m」、セント口座では「c」が付きます。シンボルを確認してから取引してください。